4 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢら人に惑されぬやうに心せよ。5 多くの者わが名を冒し來り「我はキリストなり」と言ひて多くの人を惑さん。6 又なんぢら戰爭と戰爭の噂とを聞かん、愼みて懼るな。かかる事はあるべきなり、されど未だ終にはあらず。7 即ち「民は民に、國は國に逆ひて起たん」また處々に饑饉と地震とあらん、8 此等はみな産の苦難の始なり。9 そのとき人々なんぢらを患難に付し、また殺さん、汝等わが名の爲に、もろもろの國人に憎まれん。10 その時おほくの人つまづき、且たがひに付し、互に憎まん。11 多くの僞預言者おこりて、多くの人を惑さん。12 また不法の増すによりて、多くの人の愛ひややかにならん。13 されど終まで耐へしのぶ者は救はるべし。14 御國のこの福音は、もろもろの國人に證をなさんため全世界に宣傅へられん、而してのち終は至るべし。15 なんぢら預言者ダニエルによりて言はれたる「荒す惡むべき者」の聖なる處に立つを見ば(讀む者さとれ)16 その時ユダヤに居る者どもは山に遁れよ。17 屋の上に居る者はその家の物を取り出さんとして下るな。18 畑にをる者は上衣を取らんとて歸るな。19 その日には孕りたる者と乳を哺まする者とは禍害なるかな。20 汝らの遁ぐることの冬または安息日に起らぬように祈れ。21 そのとき大なる患難あらん、世の創より今に至るまでかかる患難はなく、また後にも無からん。22 その日もし少くせられずば、一人だに救はるる者なからん、されど選民の爲にその日少くせらるべし。23 その時あるひは「視よ、キリスト此處にあり」或は「此處にあり」と言ふ者ありとも信ずな。24 僞キリスト・僞預言者おこりて、大なる徴と不思議とを現し、爲し得べくば選民をも惑さんとするなり。25 視よ、あらかじめ之を汝らに告げおくなり。26 されば人もし汝らに「視よ、彼は荒野にあり」といふとも出で往くな「視よ、彼は部屋にあり」と言ふとも信ずな。27 電光の東より出でて西にまで閃きわたる如く、人の子の來るも亦然らん。28 それ死骸のある處には鷲あつまらん。29 これらの日の患難ののち直ちに日は暗く、月は光を發たず、星は空より隕ち、天の萬象ふるひ動かん。30 そのとき人の子の兆、天に現れん。そのとき地上の諸族みな嘆き、かつ人の子の能力と大なる榮光とをもて、天の雲に乘り來るを見ん。31 また彼は使たちを大なるラッパの聲とともに遣さん。使たちは天の此の極より彼の極まで、四方より選民を集めん。
Bible verses about "when the world will end" | Japanese
Matthew 24:4-31
Matthew 24:36
36 その日その時を知る者なし、天の使たちも知らず、子も知らず、ただ父のみ知り給ふ。
Matthew 24:3
3 オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』
Matthew 25:13
13 されば目を覺しをれ、汝らは其の日その時を知らざるなり。
Matthew 24:24
24 僞キリスト・僞預言者おこりて、大なる徴と不思議とを現し、爲し得べくば選民をも惑さんとするなり。
Mark 2:6-12
Matthew 24:1-51
1 イエス宮を出でてゆき給ふとき、弟子たち宮の建造物を示さんとて御許に來りしに、2 答へて言ひ給ふ『なんぢら此の一切の物を見ぬか。誠に汝らに告ぐ、此處に一つの石も崩されずしては石の上に遺らじ』3 オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』4 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢら人に惑されぬやうに心せよ。5 多くの者わが名を冒し來り「我はキリストなり」と言ひて多くの人を惑さん。6 又なんぢら戰爭と戰爭の噂とを聞かん、愼みて懼るな。かかる事はあるべきなり、されど未だ終にはあらず。7 即ち「民は民に、國は國に逆ひて起たん」また處々に饑饉と地震とあらん、8 此等はみな産の苦難の始なり。9 そのとき人々なんぢらを患難に付し、また殺さん、汝等わが名の爲に、もろもろの國人に憎まれん。10 その時おほくの人つまづき、且たがひに付し、互に憎まん。11 多くの僞預言者おこりて、多くの人を惑さん。12 また不法の増すによりて、多くの人の愛ひややかにならん。13 されど終まで耐へしのぶ者は救はるべし。14 御國のこの福音は、もろもろの國人に證をなさんため全世界に宣傅へられん、而してのち終は至るべし。15 なんぢら預言者ダニエルによりて言はれたる「荒す惡むべき者」の聖なる處に立つを見ば(讀む者さとれ)16 その時ユダヤに居る者どもは山に遁れよ。17 屋の上に居る者はその家の物を取り出さんとして下るな。18 畑にをる者は上衣を取らんとて歸るな。19 その日には孕りたる者と乳を哺まする者とは禍害なるかな。20 汝らの遁ぐることの冬または安息日に起らぬように祈れ。21 そのとき大なる患難あらん、世の創より今に至るまでかかる患難はなく、また後にも無からん。22 その日もし少くせられずば、一人だに救はるる者なからん、されど選民の爲にその日少くせらるべし。23 その時あるひは「視よ、キリスト此處にあり」或は「此處にあり」と言ふ者ありとも信ずな。24 僞キリスト・僞預言者おこりて、大なる徴と不思議とを現し、爲し得べくば選民をも惑さんとするなり。25 視よ、あらかじめ之を汝らに告げおくなり。26 されば人もし汝らに「視よ、彼は荒野にあり」といふとも出で往くな「視よ、彼は部屋にあり」と言ふとも信ずな。27 電光の東より出でて西にまで閃きわたる如く、人の子の來るも亦然らん。28 それ死骸のある處には鷲あつまらん。29 これらの日の患難ののち直ちに日は暗く、月は光を發たず、星は空より隕ち、天の萬象ふるひ動かん。30 そのとき人の子の兆、天に現れん。そのとき地上の諸族みな嘆き、かつ人の子の能力と大なる榮光とをもて、天の雲に乘り來るを見ん。31 また彼は使たちを大なるラッパの聲とともに遣さん。使たちは天の此の極より彼の極まで、四方より選民を集めん。32 無花果の樹よりの譬をまなべ、その枝すでに柔かくなりて葉芽ぐめば、夏の近きを知る。33 かくのごとく汝らも此等のすべての事を見ば、人の子すでに近づきて門邊に到るを知れ。34 誠に汝らに告ぐ、これらの事ことごとく成るまで、今の代は過ぎ往くまじ。35 天地は過ぎゆかん、されど我が言は過ぎ往くことなし。36 その日その時を知る者なし、天の使たちも知らず、子も知らず、ただ父のみ知り給ふ。37 ノアの時のごとく人の子の來るも然あるべし。38 曾て洪水の前ノア方舟に入る日までは、人々飮み食ひ、娶り嫁がせなどし、39 洪水の來りて悉とく滅すまでは知らざりき、人の子の來るも然あるべし。40 そのとき二人の男畑にをらんに、一人は取られ一人は遺されん。41 二人の女磨ひき居らんに、一人は取られ一人は遺されん。42 されば目を覺しをれ、汝らの主のきたるは、何れの日なるかを知らざればなり。43 汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ。44 この故に汝らも備へをれ、人の子は思はぬ時に來ればなり。45 主人が時に及びて食物を與へさする爲に、家の者のうへに立てたる忠實にして慧き僕は誰なるか。46 主人のきたる時、かく爲し居るを見らるる僕は幸福なり。47 まことに汝らに告ぐ、主人すべての所有を彼に掌どらすベし。48 もしその僕惡しくして、心のうちに主人は遲しと思ひて、49 その同輩を抃きはじめ、酒徒らと飮食を共にせば、50 その僕の主人おもはぬ日しらぬ時に來りて、51 之を烈しく笞うち、その報を僞善者と同じうせん。其處にて哀哭・切齒することあらん。
Matthew 24:36-39
1 John 4:2-3
2 Peter 3:1-18
1 愛する者よ、われ今この第二の書を汝らに書き贈り、第一なると之とをもて汝らに思ひ出させ、その潔よき心を勵まし、2 聖なる預言者たちの預じめ云ひし言、および汝らの使徒たちの傳へし主なる救主の誡命を憶えさせんとす。3 汝等まづ知れ、末の世には嘲る者嘲笑をもて來り、おのが慾に隨ひて歩み、4 かつ言はん『主の來りたまふ約束は何處にありや、先祖たちの眠りしのち、萬のもの開闢の初と等しくして變らざるなり』と。5 彼らは殊更に次の事を知らざるなり、即ち古へ神の言によりて天あり、地は水より出で水によりて成立ちしが、6 その時の世は之により水に淹はれて滅びたり。7 されど同じ御言によりて今の天と地とは蓄へられ、火にて燒かれん爲に、敬虔ならぬ人々の審判と滅亡との日まで保たるるなり。8 愛する者よ、なんぢら此の一事を忘るな。主の御前には一日は千年のごとく、千年は一日のごとし。9 主その約束を果すに遲きは、或人の遲しと思ふが如きにあらず、ただ一人の亡ぶるをも望み給はず、凡ての人の悔改に至らんことを望みて汝らを永く忍び給ふなり。10 されど主の日は盜人のごとく來らん、その日には天とどろきて去り、もろもろの天體は燒け崩れ、地とその中にある工とは燒け盡きん。11 かく此等のものはみな崩るべければ、汝等いかに潔き行状と敬虔とをもて、12 神の日の來るを待ち之を速かにせんことを勉むべきにあらずや、その日には天燃え崩れ、もろもろの天體燒け溶けん。13 されど我らは神の約束によりて、義の住むところの新しき天と新しき地とを待つ。14 この故に愛する者よ、汝等これを待てば、神の前に汚點なく瑕なく安然に在らんことを勉めよ。15 且われらの主の寛容を救なりと思へ、これは我らの愛する兄弟パウロも、その與へられたる智慧にしたがひ曾て汝らに書き贈りし如し。16 彼はその凡ての書にも此等のことに就きて語る、その中には悟りがたき所あり、無學のもの心の定らぬ者は、他の聖書のごとく之をも強ひ釋きて自ら滅亡を招くなり。17 されば愛する者よ、なんぢら預じめ之を知れば、愼みて無法の者の迷にさそはれて己が堅き心を失はず、18 ますます我らの主なる救主イエス・キリストの恩寵と主を知る知識とに進め。願はくは今および永遠の日までも榮光かれに在らんことを。
Revelation 1:1-20
1 これイエス・キリストの默示なり。即ち、かならず速かに起るべき事を、その僕どもに顯させんとて、神の彼に與へしものなるを、彼その使を僕ヨハネに遣して示し給へるなり。2 ヨハネは神の言とイエス・キリストの證とに就きて、その見しところを悉とく證せり。3 此の預言の言を讀む者と之を聽きて其の中に録されたることを守る者どもとは幸福なり、時近ければなり。4 ヨハネ書をアジヤに在る七つの教會に贈る。願はくは今在し、昔在し、後來りたまふ者、および其の御座の前にある七つの靈、5 また忠實なる證人、死人の中より最先に生れ給ひしもの、地の諸王の君なるイエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。願はくは我らを愛し、その血をもて我らを罪より解放ち、6 われらを其の父なる神のために國民となし祭司となし給へる者に、世々限りなく榮光と權力とあらんことを、アァメン。7 視よ、彼は雲の中にありて來りたまふ、諸衆の目、殊に彼を刺したる者これを見ん、かつ地上の諸族みな彼の故に歎かん、然り、アァメン。8 今いまし、昔いまし、後きたり給ふ主なる全能の神いひ給ふ『我はアルパなり、オメガなり』9 汝らの兄弟にして汝らと共にイエスの艱難と國と忍耐とに與る我ヨハネ、神の言とイエスの證との爲にパトモスといふ島に在りき。10 われ主日に御靈に感じゐたるに、我が後にラッパのごとき大なる聲を聞けり。11 曰く『なんぢの見る所のことを書に録して、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤに在る七つの教會に贈れ』12 われ振反りて我に語る聲を見んとし、振反り見れば七つの金の燈臺あり。13 また燈臺の間に人の子のごとき者ありて、足まで垂るる衣を著、胸に金の帶を束ね、14 その頭と頭髮とは白き毛のごとく雪のごとく白く、その目は焔のごとく、15 その足は爐にて燒きたる輝ける眞鍮のごとく、その聲は衆の水の聲のごとし。16 その右の手に七つの星を持ち、その口より兩刃の利き劍いで、その顏は烈しく照る日のごとし。17 我これを見しとき其の足下に倒れて死にたる者の如くなれり。彼その右の手を我に按きて言ひたまふ『懼るな、我は最先なり、最後なり、18 活ける者なり、われ曾て死にたりしが、視よ、世々限りなく生く。また死と陰府との鍵を有てり。19 されば汝が見しことと今あることと、後に成らんとする事とを録せ、20 即ち汝が見しところの我が右の手にある七つの星と七つの金の燈臺との奧義なり。七つの星は七つの教會の使にして、七つの燈臺は七つの教會なり。
Matthew 24:42
42 されば目を覺しをれ、汝らの主のきたるは、何れの日なるかを知らざればなり。
Luke 21:25
25 また日・月・星に兆あらん。地にては國々の民なやみ、海と濤との鳴り轟くによりて狼狽へ、
2 Peter 3:10
10 されど主の日は盜人のごとく來らん、その日には天とどろきて去り、もろもろの天體は燒け崩れ、地とその中にある工とは燒け盡きん。
Revelation 21:1-27
1 我また新しき天と新しき地とを見たり。これ前の天と前の地とは過ぎ去り、海も亦なきなり。2 我また聖なる都、新しきエルサレムの、夫のために飾りたる新婦のごとく準備して、神の許をいで、天より降るを見たり。3 また大なる聲の御座より出づるを聞けり。曰く『視よ、神の幕屋、人と偕にあり、神、人と偕に住み、人、神の民となり、神みづから人と偕に在して、4 かれらの目の涙をことごとく拭ひ去り給はん。今よりのち死もなく、悲歎も號叫も苦痛もなかるべし。前のもの既に過ぎ去りたればなり』5 かくて御座に坐し給ふもの言ひたまふ『視よ、われ一切のものを新にするなり』また言ひたまふ『書き記せ、これらの言は信ずべきなり、眞なり』6 また我に言ひたまふ『事すでに成れり、我はアルパなり、オメガなり、始なり、終なり、渇く者には價なくして生命の水の泉より飮むことを許さん。7 勝を得る者は此等のものを嗣がん、我はその神となり、彼は我が子とならん。8 されど臆するもの、信ぜぬもの、憎むべきもの、人を殺すもの、淫行のもの、咒術をなすもの、偶像を拜する者および凡て僞る者は、火と硫黄との燃ゆる池にて其の報を受くべし、これ第二の死なり』9 最後の七つの苦難の滿ちたる七つの鉢を持てる七人の御使の一人きたり、我に語りて言ふ『來れ、われ羔羊の妻なる新婦を汝に見せん』10 御使、御靈に感じたる我を携へて大なる高き山にゆき、聖なる都エルサレムの、神の榮光をもて神の許を出でて天より降るを見せたり。11 その都の光輝はいと貴き玉のごとく、透徹る碧玉のごとし。12 此處に大なる高き石垣ありて十二の門あり、門の側らに一人づつ十二の御使あり、門の上に一つづつイスラエルの子孫の十二の族の名を記せり。13 東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門あり。14 都の石垣には十二の基あり、これに羔羊の十二の使徒の十二の名を記せり。15 我と語る者は都と門と石垣とを測らん爲に金の間竿を持てり。16 都は方形にして、その長さ廣さ相均し。彼は間竿にて都を測りしに一千二百町あり、長さ廣さ高さみな相均し。17 また石垣を測りしに、人の度すなはち御使の度に據れば百四十四尺あり。18 石垣は碧玉にて築き、都は清らかなる玻璃のごとき純金にて造れり。19 都の石垣の基はさまざまの寶石にて飾れり。第一の基は碧玉、第二は瑠璃、第三は玉髓、第四は緑玉、20 第五は紅縞瑪瑙、第六は赤瑪瑙、第七は貴橄欖石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十は緑玉髓、第十一は青玉、第十二は紫水晶なり。21 十二の門は十二の眞珠なり、おのおのの門は一つの眞珠より成り、都の大路は透徹る玻璃のごとき純金なり。22 われ都の内にて宮を見ざりき、主なる全能の神および羔羊はその宮なり。23 都は日月の照すを要せず、神の榮光これを照し、羔羊はその燈火なり。24 諸國の民は都の光のなかを歩み、地の王たちは己が光榮を此處にたづさへきたる。25 都の門は終日閉ぢず(此處に夜あることなし)26 人々は諸國の民の光榮と尊貴とを此處にたづさえ來らん。27 凡て穢れたる者また憎むべき事と虚僞とを行ふ者は、此處に入らず、羔羊の生命の書に記されたる者のみ此處に入るなり。
Revelation 1:7
7 視よ、彼は雲の中にありて來りたまふ、諸衆の目、殊に彼を刺したる者これを見ん、かつ地上の諸族みな彼の故に歎かん、然り、アァメン。
Luke 21:11
11 かつ大なる地震あり、處々に疫病・饑饉あらん。懼るべき事と天よりの大なる兆とあらん。
Matthew 24:44
44 この故に汝らも備へをれ、人の子は思はぬ時に來ればなり。
Matthew 24:32-36
Matthew 24:42-44
Mark 13:32
32 その日その時を知る者なし。天にある使者たちも知らず、子も知らず、ただ父のみ知り給ふ。